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J-GLOBAL ID：201302224282054922   整理番号：13A0889704

純粋なヒト尿中でのマイコバクテリアの生残

The survival of mycobacteria in pure human urine

著者 (3件)： ORUMWENSE Pedro Osagie (Univ. Eastern Finland, Kuopio, FIN) ,  TORVINEN Eila (Univ. Eastern Finland, Kuopio, FIN) ,  HEINONEN-TANSKI Helvi (Univ. Eastern Finland, Kuopio, FIN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 67  号： 8  ページ： 1773-1777  発行年： 2013年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイコバクテリア病原菌はヒト尿中に排泄されることがある。尿中の高濃度の病原性マイコバクテリアは,作物肥料に使われた場合,新たな感染経路になる可能性がある。本研究では,迅速増殖マイコバクテリアとしてMycobacterium aurumとM.fortuitum,緩速増殖マイコバクテリアとしてM.aviumとM.bovisを尿中にスパイクし,それらの生残を試験した。試験は新鮮(経過<1日)及び貯留(>6か月)ヒト尿中で15°Cと30°Cで行った。その結果,これらのマイコバクテリアは30°C保存の貯留尿中(pH~9.0)で2週間以内に死滅した。また,新鮮尿中15°Cの保管で最長生残6週が記録された。pHの増加と尿中のマイコバクテリア数の間には負の相関がみられた。結論として,ヒト尿を肥料として使うのであれば,15°Cで最低6週間は貯留すべきである。

シソーラス用語： *尿 ,  *Mycobacterium ,  Mycobacterium avium ,  ウシ型結核菌
準シソーラス用語： *ミコバクテリア ,  Mycobacterium bovis ,  Mycobacterium aurum ,  Mycobacterium fortuitum ,  *生残

分類 (1件)： し尿処理  (SC05020D)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  尿 ,  マイコバクテリア ,  生残