文献

J-GLOBAL ID：201302224311872478   整理番号：13A0784956

環境・エネルギー問題に挑戦するJFCC セリウム使用量低減を目指した新規ガラス研磨材の設計

著者 (3件)： 本間隆行 (ファインセラミックスセ 材料技研) ,  川原浩一 (ファインセラミックスセ 材料技研) ,  須田聖一 (ファインセラミックスセ)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 83  号： 5  ページ： 391-396  発行年： 2013年05月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 様々な光学部品を初めとしたガラス製品の製造において仕上げの研磨においてセリア(CeO₂)は欠かせない材料であるが,希土類の資源問題からその使用の低減が求められるようになってきた。本稿では,この背景の下に著者らが開発しているセリアフリー研磨材について解説した。初めに,セリア砥粒が何故ガラス研磨に効果的であるかについて述べセリアに固溶しているLaの効果について示した。そして,開発手段である噴霧熱分解法について簡単に触れ,材料の組成を変化させても他の因子(形状,粒子径,粒度分布)が変わらない方法を適用したことを述べた。後段では,この手法を用いたセリアフリー複合砥粒およびセリア系複合砥粒(省セリア)について示し,ナノ複合化が開発目的に沿うことを示唆した。

シソーラス用語： ガラス ,  *砥粒 ,  酸化セリウム ,  *ナノ複合材料 ,  *噴霧法 ,  *噴霧熱分解法
準シソーラス用語： *噴霧熱分解

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  研削・研摩材  (YC06020Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 環境 ,  エネルギー問題 ,  セリウム ,  使用量 ,  ガラス ,  研磨材 ,  設計