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J-GLOBAL ID:201302224350338527   整理番号:13A1127580

トリス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)希土類金属錯体(C_5Me_5)_3Ln(Ln=Sc,Y,La)に関する理論的検討

Theoretical Investigations on Tris(pentamethylcyclopentadienyl) Rare Earth Metal Complexes (C_5Me_5)_3Ln (Ln=Sc, Y, La)
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資料名:
巻: 70  号: 18  ページ: 1930-1938  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0391B  ISSN: 0567-7351  CODEN: HHHPA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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ab initio HF,MP2及び密度汎関数理論(DFT)法によって,トリス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)希土類金属錯体(C_5Me_5)_3Ln(Ln=Sc,Y,La)の分子幾何構造及び電子構造を検討した。計算に基づいて,Ln-C_5Me_5の結合エネルギーも分析した。交換-相関(XC)関数が,構造パラメータ及び結合エネルギーに及ぼす影響を検討するために,LDA(Xα,SVWN3,SVWN5),GGA(BP86,BLYP),meta-GGA(TPSS),及びハイブリッド(B3LYP,PBE0,TPSSh,M06,M06-HF,M06-2X)関数を使った。TZVPP基底関数系によって,諸計算を行った。種々の方法で得た幾何構造のパラメーターを実験値と比較した。(C_5Me_5)_3LnのLn-C距離は,HFからMP2レベルで約15pmの劇的縮小を示した。これらの違いが,そのLn-C_5Me_5結合に関する電子的相関の重要性を実証した。(C_5Me_5)_3Ln錯体において,各種DFT交換-相関関数に関して,幾何構造のパラメーターはずっと異なっていた。Ln-C結合距離に関しては,実験値に最も近い理論値はM06-2X及びM06法から得られ,その偏差はそれぞれわずか1.2及び2.5pmであった。従って,(C_5Me_5)3Lnの分子構造を予測するには,M06-2X法が最も信頼できるようであった。電子構造の検討からは,その(C_5Me_5)_3Lnは18電子則を満たしていることが分った。だから,これら錯体の安定性は優れていた。Ln原子の(n-1)d及びns軌道は,C_5Me_5のπ軌道と良好なオーバーラップを有していた。計算から,(C_5R_5)_3Ln(R=H,Me)の幾何構造は,′′Ln-C_5R_5結合効果′′及び′′C_5R_5-C_5R_5立体効果′′により相当影響を受けた。一方,熱安定性はLnの原子半径が(C_5R_5)_3の環サイズに相応しいかどうかによって影響された。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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第3族元素の錯体 
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