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J-GLOBAL ID：201302224452584050   整理番号：13A0955315

インシュリン認識のためのL-ヒスチジンを含有するポリメタクリル酸ヒドロキシエチルクリオゲルの調製

Preparation of poly(hydroxyethyl methacrylate) cryogels containing l-histidine for insulin recognition

著者 (3件)： CAVUS Aynur (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Dicle Univ., 21280 Diyarbakir, TUR) ,  BAYSAL Zuebeyde (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Dicle Univ., 21280 Diyarbakir, TUR) ,  ALKAN Hueseyin (Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Dicle Univ., 21280 Diyarbakir, TUR)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 107  ページ： 84-89  発行年： 2013年07月01日 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,インシュリン吸着について親和性吸着技術を検討した。最初に,インシュリン吸着のためのインシュリン刷込超マクロ多孔質クリオゲルを調製した。N-メタクリロイル-(L)-ヒスチジンメチルエステル(MAH)を単量体として選んだ。インシュリンはMAHで複合化され,氷浴中でのメタクリル酸2-ヒドロキシエチル(HEMA),N,N,N′,N′-テトラメチルエチレンジアミン(TEMED)および過硫酸アンモニウム(APS)を用いたフリーラジカル重合によってインシュリン刷込p(HEMA-MAH)を調製した。次に,0.1Mグリシン-塩酸緩衝液(pH:3.5)を用いてクリオゲルからインシュリンを除去した。走査電子顕微鏡(SEM)と膨潤試験を用いてクリオゲルのキャラクタリゼーションを行った。クリオゲルの平衡膨潤比率は,p(HEMA)に対して8.56±0.42g H₂O/g高分子およびインシュリン-p(HEMA-MAH)に対して7.20±0.36g H₂O/g高分子であることが分かった。流量,媒質pH,初期インシュリン濃度およびイオン強度などの種々の条件下でインシュリン吸着実験を実施した。インシュリンは,吸着容量を著しい低下させることなくMIPクリオゲルで繰り返し吸着・脱着できることを観察した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリメタクリル酸ヒドロキシエチル ,  *ゲル ,  *吸着 ,  ラジカル重合 ,  *機能性高分子 ,  分子認識 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン ,  *インスリン
準シソーラス用語： *インシュリン ,  *クリオゲル ,  *分子インプリント重合体

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q)

物質索引 (1件)： L-ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (5件)： インシュリン ,  L-ヒスチジン ,  ポリメタクリル酸ヒドロキシエチル ,  クリオゲル ,  調製