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J-GLOBAL ID:201302224840901092   整理番号:13A1763690

チタン-n-ブトキシドを用いたカーボンナノチューブの可溶化および酸化チタンナノコーティング

Solubilization and Titania Nano-Coating of Carbon Nanotubes Using Titanium (IV) Tetrabutoxide
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 253-261 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,チタン(IV)ブトキシド(Ti(O-nBu)4)を含むトルエン溶液にカーボンナノチューブ(CNT)を加え,超音波処理することでCNTを安定に分散させる手法を開発した.分散溶液をろ過して回収したCNTのTEMおよびAFM観察より,CNT表面に約1-2 nm程度の酸化チタン(TiO2)層の形成が確認できた.また,得られた複合体を燃焼することでCNTが消失し,CNTの形状に沿ったチューブ状のTiO2のみが残り,CNT表面がTiO2層で被覆されたことが明らかとなった.さらに,この方法は単層CNT (SWNTs)および多層CNT(MWNTs)のどちらにも有効である.MWNTs/TiO2複合体のXPS分析の結果,Ti(2p)とC(1s,c-c)の元素比は約 1%と見積もられ,質量比で換算した場合,TG-DTA分析で見積もった複合体中のTiO2の質量比によく一致した.CNTの表面積を考慮すると非常に薄いTiO2層がCNTを被覆していると考えられる.本手法はCNTの分散法にとどまらず,機能性TiO2/CNT複合材料の新規合成法としても期待される.(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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高分子担体・触媒反応  ,  塩基,金属酸化物  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
物質索引 (5件):
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