抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電業社機械製作所は今回インドの国営石油会社であるBPCL社向けに,既設パイプラインの末端にあたるKotaからニューデリー近郊の消費地であるPiyalaまで延長されたマルチプロダクト・トランスファー・パイプラインシステム(同一のパイプラインに異なる燃料油を切り替えて送油する方式)のメインラインポンプを受注し,工場出荷を完了したので紹介する。ポンプ仕様は次の通りである。型式:水平二ツ割横軸多段渦巻ポンプ,口径:吸込250mm×吐出し200mm,段数:7段,出力:3000kW(インバータ制御),回転速度:1925~2985min
-1,液質:ガソリン/航空用燃料/灯油/ディーゼル油,液温:5~45°C,台数:4台(2台十2台)。本ポンプの最大の特長は,世界最高水準のポンプ効率である。従来のインペラ,ケーシング流水部の形状をCFD解析を行い徹底的に見直し,かつ,製造過程においても品質管理を徹底した。3000kW級のポンプにおいては,ポンプ効率の向上がLCC(ライフサイクルコスト)を低減させる重要な要素となる。