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J-GLOBAL ID：201302225302533470   整理番号：13A1701445

日本海側におけるマツ材線虫病防除樹幹注入の適切な施工時期について

著者 (2件)： 池田虎三 (石川県農林総合研究セ 林試) ,  千木容 (石川県農林総合研究セ 林試)
資料名： 石川県農林総合研究センター林業試験場研究報告  (Bulletin of the Ishikawa Agriculture and Forestry Research Center. Forestry Experiment Station)
号： 45  ページ： 23-25  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： Y0416A  ISSN： 0388-8150  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マツ材線虫病の防除方法の1つとして薬剤の樹幹注入が広く行われている。防除のための注入適期は,マツが休眠状態にある秋季から冬季にかけての蒸散作用が活発な晴天日の午前中とされている。ここでは,適切な樹幹注入施工条件を明らかにするため,冬季に樹幹注入したクロマツ樹体内の薬剤濃度を調べた。その結果,樹体内に薬剤が拡散するまでには少なくとも120日以上が必要なことがわかった。従って,石川県ではマツノマダラカミキリの羽化脱出は,6月上旬から始まることから,遅くとも1月末までには注入作業を完了させる必要があると考えられた。

シソーラス用語： *クロマツ ,  *植物病害 ,  栽培的防除 ,  マツノマダラカミキリ ,  冬 ,  羽化 ,  殺線虫剤 ,  病害防除 ,  石川県 ,  *マツ材線虫病 ,  樹幹注入 ,  無脊椎動物

分類 (2件)： 森林保育  (FF03040H) ,  農薬一般  (FB06010J)

物質索引 (1件)： 酒石酸モランテル

タイトルに関連する用語 (5件)： 日本海 ,  マツ材線虫病 ,  防除 ,  樹幹注入 ,  施工