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J-GLOBAL ID:201302225369124850   整理番号:13A1017522

マトリックスとして1,5-ジアミノナフタレンを用いたMALDI-TOF/TOF質量分析によるリン脂質分析

Phospholipid analyses by MALDI-TOF/TOF mass spectrometry using 1,5-diaminonaphthalene as matrix
著者 (9件):
資料名:
巻: 343-344  ページ: 15-22  発行年: 2013年06月01日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リン脂質(PL)は細胞膜の主成分で重要な生物学的役割を果す。本研究では,PL種を効果的に同定し化学的バックグラウンド干渉を避けるため,1,5-ジアミノナフタレン(DAN)をマトリックスとして導入した。リン脂質(PL)分析用の3つの確立したマトリックス物質,特に標準化合物としての2,5-ジヒドロキシ安息香酸(DHB)と9-アミノアクリジン半水和物の体系的評価を行った。マトリックスとしてDANを用いた全検体(正イオンモードでのホスホコリン,負イオンモードでの残り)のスペクトルは,プロトン化/脱プロトン化検体信号のみを示した。更に,スペクトルはマトリックス関連信号を全く欠いていた。加えて,マトリックスとしてDANを用いたPLのイオン化効率を評価し,低レーザエネルギーによる検体の改善された信号強度が生成し,DANをPL分析用の一般的で高感度な試薬とした。また,DANをGeobacillus stearothermophilus(内生胞子形成菌)のPL同定へ効果的に応用し,ホスファチジルエタノールアミン(PE)とホスファチジルグリセロール(PG)が主なクラスであると分った。全結果では,DANがMALDI-TOF/TOF-MSによるリピドミクス研究用の有望なマトリックスであることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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質量分析  ,  脂質一般  ,  ナフタレン 
物質索引 (3件):
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