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J-GLOBAL ID:201302225480164128   整理番号:13A1287625

SAPUSS期間都市域バックグランドと路側で同時に採取されたPM2.5エアロゾル中での時間別元素組成 日変化とPMF受容体モデル化

Hourly elemental concentrations in PM2.5 aerosols sampled simultaneously at urban background and road site during SAPUSS - diurnal variations and PMF receptor modelling
著者 (9件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 4375-7392  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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SAPUSS(相乗効果戦略に基づくエアロゾル問題解決)のMarie Curie European Unionの枠組みにおいて,2010年9-10月期間にバルセロナの2観測地点;幹線道路路側地点(RS)と都市域バックグランド地点(UB)にて同時刻に試料を採取し,PM2.5試料中の17元素(Na,Mg,Al,S,Cl,K,Ca,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Ni,Cu,Zn,Sr,Pb)の質量濃度を時間解像度,1時間で分析した。RS地点では非交通排出関連元素(Fe,Cu),ダスト再浮遊(Ca),人為起源(Cl),UB地点では工業関連微量金属(Zn,Pb,Mn)が高濃度で観測された。RSとUB両地点での同時分析より,次の結果が得られた;(1)局地的エアロゾル起源が,両者の換気条件の違いにもかかわらず,類似した濃度で,両方の観測地点に影響を与える。(2)航行船舶の燃料燃焼と精錬所に伴う局地的工業排出エアロゾルプルームはより換気の大きいUB地点により大きな影響を与える(3)燃焼排気に伴う独特なPb-Cl起源が都市密集地における細粒Clの主要な起源である。(4)ブレーキダスト起源PM2.5の日中変動は,この起源が主として排出と再浮遊によるものであることを示唆し,都市ダスト(Ca)起源PM2.5は交通による巻き上げと海風による再浮遊である。(5)都市ダスト(Ca)は地表の湿り具合により影響を受けるエアロゾル起源であり,雨天日には8倍減少し,濡れた道路が都市ダスト濃度を低減させる。
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粒状物調査測定 

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