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J-GLOBAL ID：201302225659776380   整理番号：13A1190796

熱延スケールの剥離課題に関する基礎研究

著者 (2件)： 多根井寛志 (新日鐵住金 プロセス研) ,  近藤泰光 (新日鐵住金 プロセス研)
資料名： 日本材料学会腐食防食部門委員会資料  (日本材料学会腐食防食部門委員会例会資料)
巻： 52  号： 293,Pt.4  ページ： 9-18  発行年： 2013年07月01日 
JST資料番号： L0552A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄鋼製品の熱間圧延プロセスにおいて,鋼板表面に形成される酸化スケールはしばしば製品の表面品位を悪化させる場合があるため,その取り扱いは重要な課題のひとつである。圧延前の高圧水デスケーリングによるスケール除去の際のスケール残り,仕上圧延時にスケールが膨らんで剥離するブリスタリングなどは鋼板表面の疵の原因となる。また,熱間圧延終了後にコイル状に巻き取られた鋼板のスケールが剥離すると,製品表面品位の悪化の原因となる。いずれの場合もスケールの密着・剥離性が重要なファクターとなっており,安定生産を持続するためにはこれを理解する必要がある。本稿では,ブリスタリングおよび冷間でのスケール剥離について,スケールの組織制御の観点から述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *熱間圧延 ,  *酸化膜 ,  表面欠陥 ,  相変態 ,  ブリスタリング ,  密着性 ,  剥離
準シソーラス用語： *熱延 ,  *酸化スケール

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱延 ,  スケール ,  基礎 ,  研究