抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気熱量効果を利用した冷却素子を実現するため,ヒートパイプの熱ダイオードとしての特性に着目し,電気熱量効果によって生じる吸発熱を分離させる構造を考案した。実際に,小さい熱量でも作動するようにアセトンを作動流体としたヒートパイプを作成し,その一端に電気熱量効果を生じる積層セラミックコンデンサを固定することで冷却装置とした。この装置において,素子に71.5MV/mの電場を0.1Hzで印加したとき,素子温度を周囲温度に比べて0.43K低減させることができ,冷却素子として動作することを確認した。(著者抄録)