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J-GLOBAL ID：201302225912237954   整理番号：13A1439667

R&D公的補助金における「Matthew効果」: イタリアの証拠

The ′′Matthew effect′′ in R&D public subsidies: The Italian evidence

著者 (2件)： ANTONELLI Cristiano (Dipartimento di Economia, Universita di Torino and BRICK, Collegio Carlo Alberto, ITA) ,  CRESPI Francesco (Dipartimento di Economia, Universita Roma Tre and BRICK, Collegio Carlo Alberto, ITA)
資料名： Technological Forecasting and Social Change  (Technological Forecasting and Social Change)
巻： 80  号： 8  ページ： 1523-1534  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： H0572B  ISSN： 0040-1625  CODEN： TFSCB3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は,私企業が行うR&D活動への公的補助金の任意の配分における持続性の原因と効果を探求し,悪いMatthew効果とよいMatthew効果の重大な差異を詳しく述べた。後者は学習,学習の学習と知識の累積可能性から発生する能力の蓄積に基づいて,収益を増加させるダイナミックスの役割を特定した。反対に悪しきMatthew効果は,私的資金の公的なものによる代替を導き,先行研究がはっきり取組んでこなかった「政府の失敗」の追加的一原因である。実証の結果は,過去の助成がさらなる融資にアクセスする確率を高めることを示した。記述および計量経済的証拠双方がR&D補助金の持続的性格を確認し,Matthew効果に関連した何らかのメカニズムが観測された企業に働いていることを指摘した。同結果はその上,R&D公的補助金への企業によるアクセスにおける安定したパターンが,公的権威による「勝者を選ぶ」戦略の採用と関係することを示すが,同戦略は政策手段の有効性に正の貢献している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *研究開発 ,  *補助金 ,  イタリア共和国 ,  資源割付 ,  *性質 ,  政策 ,  記述 ,  分析 ,  遷移確率 ,  経済分析
準シソーラス用語： Matthew効果 ,  科学技術政策 ,  記述分析 ,  計量経済分析 ,  資源配分 ,  *持続性

分類 (2件)： 科学技術政策・制度・組織  (AA02000O) ,  研究開発  (AA03000V)

タイトルに関連する用語 (4件)： R&D ,  補助金 ,  イタリア ,  証拠