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J-GLOBAL ID：201302225992330445   整理番号：13A1856449

シリセンにおけるDiracコーンワーピングとカイラル性効果の観察

Observation of Dirac Cone Warping and Chirality Effects in Silicene

著者 (9件)： FENG Baojie (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  LI Hui (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  LIU Cheng-Cheng (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  SHAO Ting-Na (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  CHENG Peng (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  YAO Yugui (Beijing Inst. of Technol., Beijing, CHN) ,  MENG Sheng (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  CHEN Lan (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  WU Kehui (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 7  号： 10  ページ： 9049-9054  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリセンはグラフェンに類似なハニカム格子中に整列したSi原子の単一シートである,Ag(111)や他の表面上で最近,成功裏に製作された。ここでは,低温走査型トンネル顕微鏡(STM)と分光法(STS)を使用して,筆者らは2次元電子ガス(2DEG)におけるよりも準粒子干渉(QPI)パターンのより強いべき乗則崩壊の観察によってDiracフェルミオンカイラル性の証拠を見出した。さらに,筆者らは,シリセンのDiracコーンが円形ではなく,顕著に歪むことを示す。グラフェンでのDiracコーンの三角形ワーピングと比べて,シリセンのワーピングは六角形である。実験観察はまた,観察されたQPIパターンがAg(111)基板状態からである可能性を除外し,それらがシリセンの固有の状態から生じることを示した。

シソーラス用語： *ケイ素 ,  *電子状態 ,  整経 ,  炭素材 ,  フェルミオン ,  バンド構造 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  グラフェン
準シソーラス用語： *Diracコーン ,  Dirac点 ,  *カイラル性 ,  *シリセン ,  ワーピング

分類 (1件)： 半導体結晶の電子構造  (BM02060N)

タイトルに関連する用語 (5件)： シリセン ,  Diracコーン ,  ワーピング ,  カイラル性 ,  観察