サブシステム・レベルのシミュレーションの実践:吸込み部とターボファン段の連成

WEBSTER Robert S.; SREENIVAS Kidambi; HYAMS Daniel G.; HILBERT C. Bruce; BRILEY W. Roger; WHITFIELD David L.

文献

J-GLOBAL ID：201302226049962030 整理番号：13A0043869

サブシステム・レベルのシミュレーションの実践:吸込み部とターボファン段の連成

Demonstration of Sub-system Level Simulations: A Coupled Inlet and Turbofan Stage

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資料名：
巻： 48th Vol.7 ページ： 5891-5905 発行年： 2012年
JST資料番号： W2308A 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

S字形吸込みダクト部とターボファン動静翼列段の連成解析により吸込み流のディストーションによるファン性能の変化を示した。非構造計算格子,陰的有限体積並列計算ソルバー”Tenasi”を用いて,S字形吸込みダクトとSDT2-R4ファン段(動翼22枚/静翼54枚)の流路流れを解いた。初めにファン段単独の87.5~100%回転数の全圧比~修正質量流量特性が試験データと合うことを検証した。次に吸込みダクト+ファン段の起動~87.5%回転数範囲,および100%回転数のチョーク点近傍と失速点近傍について解析し,子午面マッハ数分布,翼列部の相対マッハ数分布,動翼先端近傍/動静翼間/静翼下流の3断面の局所マッハ数分布等の計算結果を図示した。S字形吸込みダクト流れのディストーションにより,マッハ数分布の周方向不均一,動翼前縁衝撃波の発生,全圧比~修正質量流量特性における全圧比の低下等の変化が分かった。最後に翼胴一体型の将来航空機機体の表面圧力分布および30°横滑り時の翼上面流線等を示して,機体-エンジン一体の性能解析,評価が可能と結論した。

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ガスタービン , 航空機の空気力学

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