抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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室内締固め試験による締固め曲線(乾燥密度-含水比)に基づいて形式的な締固め管理を行う場合の問題点を具体的に説明した。室内試験では現場よりも確実に締固めエネルギーが低く,これをもとに設定された締固め乾燥密度の管理値は低めになる。そのため管理値+αの乾燥密度で十分する管理法は危険である。締固め度の全測定値が許容下限値(管理値)以上になることを確認する締固め管理を行うことが,測定値が不可避的にばらつくことを考えると合理的である。また最適含水比も締固めエネルギーが低い室内試験では現場の最適含水比よりも高めに設定される。この問題は次号で論じる。(続く)