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J-GLOBAL ID：201302226384626516   整理番号：13A0626754

地域防災力向上を目指したハザートマップづくり~土砂災害ハザードマップ有効活用に向けての取り組みと提案~

著者 (3件)： 林倫子 (オオバ) ,  鈴木秀幸 (オオバ) ,  野中敏幸 (オオバ)
資料名： オオバ技術報
巻： 2012  ページ： 57-60  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： L4959A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国は,山地・丘陵地が国土の約7割を占め,地質は複雑かつ脆弱であり,地震や火山活動が活発である。さらに,台風,豪雨等に見舞われやすいため,自然災害のうちでも,特に土砂災害は非常に多い。土砂災害対策として,急傾斜地の擁壁や砂防堰堤等のハード中心の整備を進めてきたが,保全対象が人家5戸以上の土砂災害危険個所に限っても,整備水準は20%程度である。最近では,警戒避難体制の整備,安全な土地利用への誘導,地方自治体と地方気象台の連携による土砂災害警戒情報の提供等のソフト対策に重点が置かれてきた。このソフト対策の中で,人命を守るために注目され普及してきたものが,ハザードマップであり,防災意識の啓発,避難対策への有効な活用等が期待されている。本稿は,土砂災害ハザードマップ有効活用に向けての取り組みと今後の課題について記した。

シソーラス用語： *土砂災害 ,  *防災 ,  土地利用 ,  警報 ,  *地図 ,  意識 ,  *利用 ,  有効性 ,  度 ,  住民参加 ,  経路 ,  システム ,  避難
準シソーラス用語： ソフト対策 ,  *ハザードマップ ,  住民参加型ハザードマップ ,  土砂災害警戒情報 ,  認知度 ,  避難ルート ,  避難体制 ,  避難対策 ,  防災意識 ,  有効活用

分類 (2件)： 測量学一般  (RC02010W) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (4件)：

• 1)土砂災害ハザードマップ作成のための指針と解説(案),国土交通省,2005.7
• 2)洪水ハザードマップ等の現状・課題に関する調査研究,社団法人日本損害保険協会,2010.3
• 3)今後の土砂災害対策の方向性,国土交通省水管理・国土保全局砂防部,2011.7
• 4)社団法人全国治水砂防協会「土砂災害防止法令の解説」,大成出版社,2003.6

タイトルに関連する用語 (5件)： 地域防災力 ,  土砂災害 ,  ハザードマップ ,  有効活用 ,  提案