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J-GLOBAL ID：201302226447421910   整理番号：13A0696590

東京都多摩地域における森林作業道作設に関する調査研究

Ditching and Collapsing of Spur Roads Built on Typical Steep Slopes in the Tama area of metropolitan Tokyo

著者 (7件)： 荒川純彦 (東京都農林総合研究セ) ,  中村健一 (東京都農林総合研究セ) ,  新井一司 (東京都農林総合研究セ) ,  鳥海晴夫 (東京都農林総合研究セ) ,  志々目陸夫 (東京農大) ,  矢部和弘 (東京農大) ,  菅原泉 (東京農大)
資料名： 東京都農林総合研究センター研究報告  (Bulletin of Tokyo Metropolitan Agriculture and Forestry Research Center)
号： 8  ページ： 19-31,33  発行年： 2013年03月31日 
JST資料番号： Z0232B  ISSN： 1881-1744  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 森林作業道の作設を推進するうえでは,地域の森林特性に応じた作設手法を明らかにすることが必要不可欠である。そこで,東京都多摩地域において作設された作業道を調査したところ,降雨により路面洗掘が発生する縦断勾配は10°が目安になること,排水機能の維持および設置コストの両面から最適となる横断排水溝の傾斜角は6.4°であることが明らかになった。また,作業道における路側崩落の被害ランクと周辺環境因子を数量化II類による解析から,もっとも路側崩落に関与する因子として傾斜40°以上という条件を得た。これらの結果から,東京都多摩地域における作業道の作設手法として,急傾斜地における丸太組等の路側構造物の活用,横断排水溝や波形線形よる水処理,作設後の維持管理の重要性などを取りまとめた。(著者抄録)

シソーラス用語： 地域 ,  *林道 ,  *現地調査 ,  排水溝 ,  傾斜角 ,  縦断勾配 ,  路側 ,  路面 ,  因子
準シソーラス用語： 環境因子 ,  *作業道 ,  多摩地域

分類 (2件)： 伐木,造材  (FF04000W) ,  道路の維持修繕  (RC08050E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東京 ,  多摩地域 ,  森林作業道 ,  調査 ,  研究