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J-GLOBAL ID：201302226579187576   整理番号：13A0055433

様々なイオン強度を持つ固定化された対イオン性共重合体を持った水を保持する吸着剤上の水可溶化合物の保持特異性

Retention characteristics of water-soluble compounds on water-holding adsorbents with immobilized zwitterionic copolymers having different ionicities

著者 (5件)： KAMICHATANI Waka (Nippon Filcon Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  INOUE Yoshinori (Nippon Filcon Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  SAITO Mitsuru (Nippon Filcon Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  KOBAYASHI Yasuyuki (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  YAMAMOTO Atsushi (Chubu Univ., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Separation Science  (Journal of Separation Science)
巻： 35  号： 21  ページ： 2834-2839  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： A0139B  ISSN： 1615-9306  CODEN： JSSCCJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジアリルアミン-マレイン酸からなる共重合体(DAM),N-メチルジアリルアミン-マレイン酸からなる1:1共重合体(M-DAM10)と1.5:1共重合体(M-DAM15)の三種類からなるイオン強度が異なる対イオン固定型共重合体を合成した。得られた共重合体の特性を評価した。水可溶性溶質の保持特性はHPLCで測定した。これらの吸着剤は高い水含量を持ち,その水和している水含量は固定化された共重合体の量に依存していた。水可溶性溶質の保持は親水性相互作用に依存し,logP_O/Wの桁(オクタノール-水分配係数の対数)であった。これはその水和層に対する分配が対イオン固定型吸着剤上での主な保持機構であることを示唆した。他方,吸着剤上のカチオンサイトを使った静電気相互作用が又認められた。この静電相互作用はカチオンサイトのイオン強度を減少させることで減らすことが出来た。これらの結果は対イオン固定型吸着剤上の水可溶性溶質の保持がその吸着剤上のカチオンサイトのイオン強度に大きな影響を受けていることを示唆した。

シソーラス用語： *対イオン ,  *共重合体 ,  *高分子吸着剤 ,  保持容量 ,  *保持 ,  *高速液体クロマトグラフィー ,  分配係数 ,  静電相互作用 ,  機構 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： オクタノール-水分配係数 ,  保持機構

分類 (2件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  液体クロマトグラフィー  (CC04014L)

物質索引 (3件)： ジアリルアミン ,  マレイン酸 ,  メチルジアリルアミン

タイトルに関連する用語 (7件)： イオン強度 ,  対イオン ,  共重合体 ,  水 ,  吸着剤 ,  可溶化 ,  特異性