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J-GLOBAL ID：201302226643676861   整理番号：13A0528080

南伊豆地域における早咲きザクラの探索,増殖,生態解明および観光資源としての利用への貢献

Exploration, Multiplication, and Flowering Behavior in Early Flowering Cherry Trees in Minami-izu Region, and Their Contribution to Tourism Resources

著者 (10件)： 村田治重 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  進士和雄 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  山本章吾 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  渡辺栄 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  水戸喜平 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  末松信彦 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  中村新市 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  村上覚 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  石井ちか子 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター) ,  山本宏道 (静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター)
資料名： 園芸学研究  (Horticultural Research (Japan))
巻： 11  号： 4  ページ： 433-438 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4829A  ISSN： 1347-2658  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静岡県では伊豆半島内における自生植物の保全や利活用を目的に1950年に静岡県有用植物園を設置した。有用植物園では伊豆半島に自生する植物を見いだし保全することを主目的とし,その研究は伊豆振興センター南伊豆農場,農業試験場南伊豆分場および伊豆農業研究センターに引き継がれることとなった。伊豆半島に自生する有用植物のひとつにサクラがあり,オオシマザクラ,ヤマザクラ,マメザクラおよびエドヒガンなどの野生種が確認されている。伊豆半島はサクラの遺伝資源の宝庫として,多様な変異系統を保有している。伊豆農業研究センターでは,1972年以降,地元市町村とともに自生するサクラを材料に研究を進めている。ここでは,これまでのサクラに関する研究成果と地元産業との連携による研究成果についてまとめた。

シソーラス用語： *サクラ ,  *サクラ属 ,  *生態 ,  *資源 ,  *発生生態 ,  *環境保全 ,  *自然保護 ,  遺伝資源 ,  生物多様性 ,  オオシマザクラ ,  *観光資源 ,  自生 ,  *植物保全 ,  Prunus jamasakura
準シソーラス用語： エドヒガン ,  ヤマザクラ

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (15件)：

• 飯田 宏.2003.河津正月.品種登録11556.
• 石井ちか子・杉山和美・久保田栄.2007.伊豆半島内に自生するサクラの特性.園学研.6 (別2): 290.
• 水戸喜平.2002.南伊豆地域における自生植物の利活用.農及園.77: 468-474.
• 村上 覚・石井ちか子・稲葉善太郎・中村新市.2009.他発休眠期の発育速度による‘カワヅザクラ’(Prunus lannesiana Wils.‘Kawazu-zakura’)の開花日予測モデル.植物環境工学.21: 24-28.
• 村上 覚・加藤智恵美・稲葉善太郎・中村新市.2007a.‘カワヅザクラ’(Prunus lannesiana Wils.‘Kawazu-zakura’)における自発休眠覚醒期.植物環境工学.19: 132-136.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地域 ,  早咲き ,  探索 ,  増殖 ,  生態 ,  観光資源