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J-GLOBAL ID：201302226713470131   整理番号：13A1826683

パルスパワーで駆動した誘電体バリア放電型オゾナイザのオゾン生成特性

Ozone Production Characteristics in a Dielectric Barrier Discharge Type Ozonizer Driven by Pulsed Power

著者 (4件)： 布川史章 (千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科) ,  田口正樹 (千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科) ,  鈴木進 (千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科) ,  伊藤晴雄 (千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 133  号： 9  ページ： 471-477 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,パルスパワー電源の1つであるLC回路により構成されたブルームライン型パルス形成回路を用いて高電圧パルスを誘電体バリア放電型オゾナイザに印加し,オゾン生成特性を調べた。パルス電圧の極性,パルス幅や原料酸素の流量等を変化して,高濃度,高収率が得られるオゾナイザの最適条件について検討した。その結果,印加する電圧は,負極性ではパルス幅210nsで充電電圧5kV,正極性電圧では150nsで充電電圧8kVに最適値があることが分かった。これらにおいて得られたオゾン濃度とオゾン収率の最大値は約57g/Nm³と約900g/kWhであり,他のパルスパワー放電による場合と比べ高い値であった。

シソーラス用語： *無声放電 ,  *化学装置 ,  *オゾン ,  酸化還元電位 ,  浄水 ,  殺菌 ,  脱臭 ,  脱色 ,  漂白 ,  *パルス ,  *パルス放電 ,  収率 ,  パルス幅 ,  オゾナイザ
準シソーラス用語： 誘電体バリア放電

分類 (2件)： 気体放電  (BJ03020T) ,  ガス化学工業  (YB02070O)

引用文献 (20件)：

• (1) K. H. Becker, U. Kogelschatz, K. H. Schoenbach, and R. J. Barker : “Non-Equilibrium Air Plasmas at Atmospheric Pressure (Series in Plasma Physics)”, Inst. Phys., pp. 551-564 (2004)
• (2) S. Yagi, Ed. : Barrier Discharge, pp. 155-184, Asakura Publishing (2012) (in Japanese)
• 八木重典 編著:バリア放電,pp. 155-184,朝倉書店 (2012)
• (3) 20^th Annual Conference on Ozone Science and Technology in Japan (2011) (in Japanese)
• 第20回日本オゾン協会年次研究講演会講演集 (2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： パルスパワー ,  誘電体バリア放電 ,  オゾナイザ ,  オゾン生成