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J-GLOBAL ID：201302226820276119   整理番号：13A0283422

ミクロフルイディクスデバイスでの生きた哺乳類細胞の音響移動ソーティング

Acoustophoretic Sorting of Viable Mammalian Cells in a Microfluidic Device

著者 (2件)： YANG Allen H. J. (Univ. California, California, USA) ,  SOH H. Tom (Univ. California, California, USA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 24  ページ： 10756-10762  発行年： 2012年12月18日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 同じタイプのアポトーシス性細胞を含む混合物から生きた哺乳類細胞を分離するときのマイクロチャンネル内での超音波定在波の適用性について調べた。バイオテクノロジー及び医学の分野では死または発育不全細胞から生きた細胞を効率的に分離できるシステムの必要性が高く,また,発育不全細胞の分離能力は多くの細胞療法において不可欠とされている。本研究ではミクロフルイディクスデバイス内で生哺乳類細胞と発育不全哺乳類細胞を無標識分離する場合の超音波アコーストホレシスの適用性を明らかにした。アポトーシスを受けた細胞は生きた細胞よりも物理的に小さいことから,ここではこれに基づいてマイクロチャンネル内の音響放射力の強いサイズ依存性をベースにした細胞ソーティング法を開発し,生細胞及び発育不全細胞の不均一混合物から生きたMCF-7乳癌細胞の選択的な濃縮に適用した結果,このモードの分離では10⁶細胞/mlを含む混合試料から生細胞を効率的かつ無標識で分離できることが分かった。デバイス性能に及ぼす圧電気電圧及び試料流量の影響を調べ,回収,精製またはスループットを最適化するためにどのようにパラメータを調整すべきかを示した。増殖アッセイによって,この音響分離技法が細胞の生存に影響しないことを確認した。

シソーラス用語： *細胞 ,  *ソーティング ,  *フルイディクス ,  *超音波 ,  哺乳類 ,  成長異常 ,  MCF7細胞 ,  流体素子 ,  チャネル流 ,  定在波 ,  音響電気効果 ,  音圧 ,  標識法 ,  圧電気 ,  電圧依存性 ,  素子構造 ,  流速 ,  速度依存性 ,  分離効率 ,  細胞増殖 ,  生体試料染色 ,  フローサイトメトリー ,  *マイクロフルイディクス
準シソーラス用語： アコーストロエレクトリックエフェクト ,  アポトーシス細胞 ,  サイズ依存性 ,  デバイス構造 ,  マイクロチャネル流 ,  *ミクロフルイディクス ,  音響放射力 ,  細胞サイズ ,  細胞生存性 ,  生細胞 ,  発育不全 ,  無標識

分類 (4件)： 細胞学一般  (EF01000A) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  流体式制御機器  (IC02030J) ,  その他の音響応用  (BB03100I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 哺乳類細胞 ,  音響 ,  ソーティング