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J-GLOBAL ID：201302226876411582   整理番号：13A0727438

乱流解析のための4象限法と確率密度関数

Four Quadrant Analysis and PDF Analysis for Turbulent Flow

著者 (1件)： 藤松信義 (東洋大 理工)
資料名： 実験力学  (JSEM)
巻： 13  号： 1  ページ： 13-18  発行年： 2013年03月28日 
JST資料番号： L4590A  ISSN： 1346-4930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 乱流組織構造を把握する為の4象限法と確率密度関数について解説した。アクリル材の様な硬質の壁面上と,シリコンゴムの様な軟質の壁面上における乱流境界層では,摩擦抵抗が低減することが知られている。この乱流現象を明らかにするために,風洞実験装置を製作し,4象限法と確率密度関数を適用した。4象限解析では,乱流組織構造の第3象限の寄与率に変化が無く流れ速度が低下した。これが,摩擦抵抗を低減していると考えられた。同様に確率密度関数を用いてレイノルズ応力貢献度を調べることにより摩擦抵抗の低下を説明した。

シソーラス用語： *乱流 ,  *流動解析 ,  *流れ構造 ,  確率密度関数 ,  アクリル樹脂 ,  シリコーンゴム ,  摩擦抵抗 ,  Reynolds応力 ,  風洞試験 ,  壁面流 ,  乱流境界層 ,  *解析 ,  流体流 ,  層
準シソーラス用語： *4象限法

分類 (2件)： 流体の実験・試験・測定方法及び装置  (BC01020K) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C)

引用文献 (10件)：

• BLACKWELDER, R. F. Streamwise Vortices Associated with the Bursting Phenomenon. J. Fluid Mech. 1979, 94, 577-594
• ADRIAN, R. J. Hairpin Vortex Organization in Wall Turbulence. Phys. Fluids. 2007, 19, 041301
• WALLACE, J. M. The Wall Region in Turbulent Shear Flow. J. Fluid Mech. 1972, 54, 39-48
• LU, S. S. Measurements of the Structure of Reynolds Stress in a Turbulent Boundary Layer. J. Fluid Mech. 1973, 60, 481-571
• BLACKWELDER, R. F. On the Wall Structure of the Turbulent Boundary Layer. J. Fluid Mech. 1976, 76, 89-112

タイトルに関連する用語 (3件)： 乱流 ,  解析 ,  確率密度関数