文献

J-GLOBAL ID：201302227286078507   整理番号：13A0720348

構図と顕著性に基づく写真撮影支援手法に関する研究

Photographic Shooting Assistance Method Based on Composition and Saliency

著者 (3件)： 板宮吉宏 (北陸先端科学技術大学院大) ,  御手洗紘子 (北陸先端科学技術大学院大) ,  吉高淳夫 (北陸先端科学技術大学院大)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 37  号： 12(HI2013 41-56/3DIT2013 9-24)  ページ： 43-46  発行年： 2013年02月26日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 良い写真を撮るためには主題を明確にすることが重要である。写真構成要素の配置を考慮する構図には主題を明確にする効果がある。本稿では構図と顕著性に基づく写真撮影支援手法を提案する。事前調査より,写真撮影のプロフェッショナルは写真1枚当たり平均約1.7個の構図を適用して写真を撮ることが分かった。そこで,提案手法では認識された構図と共起性がある構図を考慮し,一つまたは複数の構図を適用させた提案構図を算出する。提案構図は撮影者へ提示し,主題を明確にするための撮影支援を行なった。評価実験の結果,構図の配置による写真の有意差は認められなかった。しかし,SD法を用いた主観評価において,提案手法で撮影した写真に構図の効果を表す心理量が確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *写真撮影 ,  *画像特性 ,  配置 ,  配置設計 ,  *レイアウト ,  写真 ,  主題 ,  計算機利用システム ,  支援プログラム ,  特徴抽出 ,  画像分析 ,  画像処理 ,  主観評価 ,  心理測定
準シソーラス用語： SD法 ,  グラフカット ,  顕著性マップ ,  *構図 ,  支援システム

分類 (2件)： 撮影,現像,焼付け,引伸し  (ZA02030U) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• 上田晃司. デジタル一眼 撮影テクニック事典101. 2012
• ジェームズPブレア. ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 完全マスター. 2012
• 新田光敏. デジタル一眼レフの疑問300 撮影テクニック編. 2010
• MAI, Long. Rule of Thirds Detection from Photograph. IEEE ISM 2011. 2011, 91-96
• 家田暁. 感性を反映した構図修正による写真品質向上システム. 芸術科学会論文誌. 2011, 9, 4, 163-172

タイトルに関連する用語 (6件)： 構図 ,  写真 ,  撮影 ,  支援 ,  手法 ,  研究