抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
従来のポルトランドクリンカ(PC)ベースのセメントよりCO_2放出の少ない代替水硬結合剤を探す変わらぬ欲求がある。様々の異なる開発段階にあるいくつかの新規な非PCベースバインダ系をレビューする。現在,ほとんどのセメントメーカーが,セメントのカーボンフットプリントを減少するために,PCをサブセメント系材料(SCMs)でできるだけ大きい範囲に取り替えようとしているが,ポゾランの低水中硬化反応性のために限界に達している。好ましいケースにおいて,このことは,濃厚塩基性アルカリ金属溶液による活性化(例えば,ジオポリマとライム活性化ポゾラン質結合材料の間にある錯体形成)によって,代償できる可能性がある。しかし,ベリット,スルホアルミン酸カルシウム,およびアルミノ亜鉄酸カルシウムに基づくLafarge’s AetherOなどのクリンカを用いる代替手段も,そのようなクリンカが従来のセメントキルンで作れるので,有望性を示す。より長い期間では,ケイ酸マグネシウムなどの化石CO_2含有物の無い原料に基づく結合材料は,零カーボンフットプリントのセメントの製造を可能にするであろう。しかしながら,実用での耐久性の証明は,そのようなすべての代替結合材料を受入れる律速段階であるように思われ,鉄筋を腐食から保護する結合材料の能力には多くの利用のための最も重要な課題が残る。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST