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J-GLOBAL ID:201302227724250121   整理番号:13A1105227

塩湖からの鹹水の蒸発の際の塩素の安定同位体分別

Stable isotope fractionation of chlorine during evaporation of brine from a saline lake
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号: 15  ページ: 1833-1843  発行年: 2012年 
JST資料番号: A0206B  ISSN: 1001-6538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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チャルハン塩湖からの鹹水を清浄環境で28±2°Cで蒸発させた。二群の実験を行い,一つは蒸発の様々な段階での析出と鹹水の完全な分離により,もう一つは蒸発の際の連続析出による。79の沈殿と鹹水の試料をその実験の際に採集し,δ37Cl値を,Cs2Cl+イオンに基づき。塩素同位体の正確な測定に対する改良熱イオン化質量分析手段を用いて測定した。Na+,K+,Mg2+の濃度に基づき,蒸発を次のような三つの主な析出段階,ハライト卓越,カーナライト卓越,ビショファイト卓越に分けた。その析出と共存鹹水試料のδ37Clsolidとδ37Clliquidの値は,次の特徴を示した。析出物は共存鹹水試料に比べて37Clに富み,析出と鹹水試料の両方のδ37Clは蒸発の際に徐々に減少した。ハライトと鹹水の分別係数(αh)は極めて高く,カーナライトと鹹水の(αc)が次ぎ,さらにビショファイトと鹹水の(αb)が次いだ。1より小さいαcとαbの値はその析出が35Clに富むことを示し,蒸発過程が新しい段階に入るときに見出された。しかしながら,カーナライト,ビショファイト,共存鹹水試料のδ37Cl値は,蒸発の際に減少した。残存鹹水は35Cl貯留層である。その実験現象は文献の塩類堆積物のδ37Cl値と一致した。δ37Clは鹹水蒸発過程の指標として用いることができ,シルビナイト堆積物の蒸発において重要である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水圏・生物圏の地球化学  ,  その他の同位体地球化学 

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