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J-GLOBAL ID：201302227742763888   整理番号：13A0415097

ポプラ材チップからの糖質の収率を最大にし,かつ,反応性リグニンの回収率を高めるための二段階前処理法

A two-stage pretreatment approach to maximise sugar yield and enhance reactive lignin recovery from poplar wood chips

著者 (3件)： PANAGIOTOPOULOS I.a. (Forest Products Biotechnology/Bioenergy Group, Fac. of Forestry, Univ. of British Columbia, 2424 Main Mall ...) ,  CHANDRA R.p. (Forest Products Biotechnology/Bioenergy Group, Fac. of Forestry, Univ. of British Columbia, 2424 Main Mall ...) ,  SADDLER J.n. (Forest Products Biotechnology/Bioenergy Group, Fac. of Forestry, Univ. of British Columbia, 2424 Main Mall ...)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 130  ページ： 570-577  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蒸気処理後にオルガノソルブ処理を行う二段階前処理法の性能,即ち,ポプラ材チップのヘミセルロース,リグニンおよびセルロース成分のほとんどを分別して回収する性能を評価した。先ず,ヘミセルロース糖質回収率を最大にするためマイルドな蒸煮段階を採用して,元々あったキシランの63%を可溶化し,この工程後に回収を行い,トータルで90%近くを回収した。蒸気による前処理は,その後のオルガノソルブによる脱リグニン処理を阻害することなく,むしろ,リグニンの可溶化を促進して,二段階前処理後には,元々あったリグニンの66%以上が除去された。抽出されたリグニンは,オルガノソルブによる一段階前処理の後で可溶化されたリグニンと比較して,官能基を少なくとも同等かまたはより多く含んでいた。元々あったセルロースの98%以上が,二段階前処理で回収され,セルロースの88%が,酵素担持量5FPU/gセルロースで,72時間後にはグルコースに加水分解できた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 広葉樹材 ,  *木材チップ ,  *脱リグニン ,  前処理 ,  *熱処理 ,  *回収率 ,  可溶化 ,  性能評価 ,  酵素反応 ,  ペントース ,  アルドース
準シソーラス用語： ポプラ材 ,  *蒸気処理

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

物質索引 (1件)： キシロース

タイトルに関連する用語 (8件)： ポプラ材 ,  糖質 ,  収率 ,  反応性 ,  リグニン ,  回収率 ,  段階 ,  処理法