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J-GLOBAL ID:201302227789962757   整理番号:13A0406216

環境中の粒子状物質のin vitro毒性学:細胞への影響と粒子径及び組成との相関性

In Vitro Toxicology of Ambient Particulate Matter: Correlation of Cellular Effects with Particle Size and Components
著者 (7件):
資料名:
巻: 28  号: 1-2  ページ: 76-86  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大気中の粒子状物質(PM)濃度が増加すると,曝露集団の罹患率及び死亡率が増加するといわれている。その作用様式の1つとして吸入されたPMが酸化ストレスとなり,炎症反応を誘発すると考えられる。3種の哺乳類の株化細胞(CaCo2,ヒト;MDCK,イヌ;RAW264.7,マウス)において,ドイツのMunsterで採取したPM10の5亜画分の存在下でin vitroでの活性酸素種(ROS)を調べた。PM成分について,塩化物,硝酸塩,アンモニウム,硫酸塩,68種の化学元素及びエンドトキシンを測定した。最高濃度のエンドトキシンを0.42~1.2μmの空気力学的直径を有する粒子中に認めた。3種の株化細胞における細胞内ROS形成のみが粒子径と正の相関を示した。2種の最小粒子径のPM画分が最高のROS形成を誘発したが,ROS形成は調べたどのPM成分の濃度とも相関しなかった。最小粒子径のPM画分は有意に多数の粒子数を占めていた。したがって,粒子数がin vitroで酸化ストレスを誘発するのに最も効果的であるかも知れない。
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分類 (3件):
分類
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動物に対する影響  ,  粒状物調査測定  ,  化学物質の毒性一般 

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