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J-GLOBAL ID:201302227896070710   整理番号:13A0008105

見通し内・外環境における移動時のMIMOチャネル特性-アンテナ構成と相関係数-

A Study of MIMO Channel Property with Movement in LOS and NLOS Paths-Dependence of Correlation on Antenna Configuration-
著者 (4件):
資料名:
巻: 112  号: 285(AP2012 93-116)  ページ: 103-108  発行年: 2012年11月08日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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セル内をランダム方向に移動した時のMIMOチャネル特性に与えるアンテナ構成の影響について,MIMO channel matrix要素間の相関係数をシミュレーションし累積分布で検討し,以下の結果を得た。アンテナ構成を2×2,4×4とし素子配列はLineとSquareである。アンテナ構成は,Matrix要素の組み合わせによってアンテナ素子間隔及び到来波角が異なってくる,相関係数は送・受信局の両局間と片側局が現れる,それらの出現頻度が累積分布に影響を与える。累積分布では,見通し内・外とも相関係数は0付近から1近辺まで広範囲に分布する。また,到来波広がり角が小さくなると高い相関の分布となる。見通し外の時,アンテナ構成2×2は素子数が少ないため送信と受信局の片側局の頻度が高くなり,累積50%値はこれによる依存が大きい。アンテナ構成が4×4のLine-Lineになると広いアンテナ素子間隔が現れ良好な特性となる。見通し内の累積50%値の相関係数は,Riceファクタkに依存しk/(k+1)より高くなる。(著者抄録)
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