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J-GLOBAL ID:201302227943961041   整理番号:13A0344756

新規結晶LiPON電解質: 合成,特性および電子構造

A new crystalline LiPON electrolyte: Synthesis, properties, and electronic structure
著者 (10件):
資料名:
巻: 233  ページ: 95-101  発行年: 2013年02月21日 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規結晶化合物(Li2PO2N)を,Li2O,P2O5,およびP3N5の化学量的混合物を出発物質として,高温固相法を用いて合成した。その結晶構造を,粉末X線回折から最初に決定した。化合物は,格子定数a=9.0692(4)Å,b=5.3999(2)Åおよびc=4.6856(2)Åで,斜方晶系空間群Cmc21(#36)で結晶化する。SD-Li2PO2Nの結晶構造は,角共有(PO2N2)四面体から形成したアニオン鎖の並列配置からなる。当該鎖は,Li+カチオンによって共に保持される。合成材料の構造は,第一原理計算(文献:Phys.Rev.B81,184106(2010))に基づくDuとHolzwarthによって予測されたものに類似する。化合物は,最大600°Cの大気,および最大1050°Cの真空下で,化学構造上安定している。圧縮ペレット形のSD-Li2PO2Nのアレニウス活性化エネルギーを,電気化学インピーダンス分光測定から,0.6eVと決定し,これは,オークリッジ国立研究所で開発したガラス質電解質LiPONと同等であった。リチウムイオン空格子点および格子間移動の最小活性化エネルギーをそれぞれ,0.4eVおよび0.8eVと算出する。第一原理計算は,SD-Li2PO2Nのバンドギャップが6eVよりも大きいと推定する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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二次電池  ,  金属の格子欠陥 
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