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J-GLOBAL ID:201302228063701837   整理番号:13A0249218

ジャスモン酸は,収穫後の甜菜根における酸化防衛機構または一般防御関連酵素を増加させない

Jasmonic acid does not increase oxidative defense mechanisms or common defense-related enzymes in postharvest sugarbeet roots
著者 (6件):
資料名:
巻: 77  ページ: 11-18  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジャスモン酸(JA)処理は,複数の甜菜(Beta vulgaris L.)貯蔵病原体による腐敗を顕著に低減させる。しかしながら,JAが疾病から収穫後の甜菜根を保護するメカニズムについては知られていない。他の植物類および組織において,抗酸化剤防衛機構の変化および一般病原体関連防御酵素の上昇は,ジャスモン酸に誘導された耐病性に関係している。これらのメカニズムが,貯蔵甜菜根中のJAに誘導された耐病性に関係するか否かについて調査するために,複数の活性酸素種(ROS)の活性スカベンジング,病原体関連防御酵素,および抗酸化化合物の全濃度を,JAによる処理60日後に採取した甜菜根で決定した。JA処理根が,スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),およびキチナーゼ活性のわずかな低下を示したので,ROSスカベンジング,病原体関連防御酵素,および抗酸化化合物の濃度は,JAによって大きく影響を受けず,また,アスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX),カタラーゼ(CAT),ペルオキシダーゼ(POD),β-1,3-グルカナーゼ(β-Gluc),ポリフェノールオキシダーゼ(PPO),およびフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性,または抗酸化化合物の濃度は,一般に不変であった。酸化ストレスまたは病原体に対する防御に関係する酵素活性または代謝物質の増加の不足は,試験したROSスカビンジングおよび防御関連酵素のうちのいずれかの直接の増加,または全抗酸化化合物の濃度から,収穫後の甜菜根でJAに誘導された耐病性が発生しないことを示唆した。しかしながら,ROSスカベンジング酵素および病原体関連防御酵素は,貯蔵期間による影響を受け,POD,SOD,β-Gluc,キチナーゼ,およびPPO活性が上昇し,また,APXおよびCAT活性は,10日以上貯蔵した根において低減した。ROSスカベンジング酵素および防御関連酵素の活性の貯蔵関連変化は,耐病性が一般に低下する場合,これらの酵素の多くが長期貯蔵後に活性が増加したので,これらの酵素が貯蔵中に甜菜根耐病性において単純であるという更なる証拠を提供した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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糖料作物  ,  植物成長調整剤  ,  食品の品質  ,  酵素生理 
物質索引 (1件):
物質索引
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