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J-GLOBAL ID：201302228096549674   整理番号：13A0513297

筑波で屋外曝露された木材ベース板材の劣化

Deterioration of wood-based boards subjected to outdoor exposure in Tsukuba

著者 (3件)： KORAI Hideaki (Forestry and Forest Products Res. Inst., Tsukuba, JPN) ,  ADACHI Koji (Akita Prefectural Univ., Noshiro, JPN) ,  SAOTOME Hiroshi (Forestry and Forest Products Res. Inst., Tsukuba, JPN)
資料名： Journal of Wood Science  (Journal of Wood Science)
巻： 59  号： 1  ページ： 24-34  発行年： 2013年02月25日 
JST資料番号： L3386A  ISSN： 1435-0211  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の木材ベースの板,日本の筑波で5年間屋外曝露された後の劣化について解析された。フェノール-ホルムアルデヒド樹脂接着パーティクルボード{PB(PF)}およびヤマナラシ配向型より糸板{OSB(aspen)}においては,曝露期間が長い程破壊および内部,接触強度の指数が大きく減少し,変化の係数が増大し,75%コンフィデンスレベルでの95%以下の許容限界(95TL)が減少した。屋外曝露により釘頭引き抜きおよび側方釘抵抗も減少したが,それらの変化係数と95TLはそれほど影響されなかった。反対に,メチレンジフェニルジイソシアネート接着型中間密度ファイバボード{MDF(MDI)}では,5年間の曝露後でも,これらの性質はほとんど劣化せず変化係数と95TLは全く変わらなかった。5年の曝露後,相対変位が1.0mmでの1つの平面におけるせん断荷重保持は,MDF(MDI)とOSB(aspen)では,同順に93.5%,78.5%と高いがPB(PF)では41.1%と低い値であった。PB(PF)と同様に,OSB(aspen)も破壊と内部接着強度において,鋭い減少を示したが,一つの平面におけるせん断荷重は若干低下しただけだ。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 曝露 ,  *木材 ,  *材料試験 ,  釘接合 ,  許容限界
準シソーラス用語： *屋外曝露

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 筑波 ,  屋外曝露 ,  木材 ,  板材