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J-GLOBAL ID：201302228184241051   整理番号：13A0239547

可溶性のトウモロコシ蒸留粕乾燥穀粒の超臨界二酸化炭素抽出: 実験および数学的モデリング

Supercritical Carbon Dioxide Extraction of Corn Distiller’s Dried Grains with Solubles: Experiments and Mathematical Modeling

著者 (3件)： CIFTCI Ozan Nazim (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  CALDERON Jaime (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  TEMELLI Feral (Univ. Alberta, Alberta, CAN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 51  ページ： 12482-12490  発行年： 2012年12月26日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トウモロコシを蒸留する際に得られる可溶性の乾燥粒(DDGS)は,バイオ燃料生産過程で大量に得られる副産物であり,利用価値の高い化学物質のソースである。本稿では,超臨界二酸化炭素抽出法(SC-CO₂)を用いたDDGSの効率的な抽出条件を検討した。圧力は34.5~49.6MPa,温度は50~70°Cの間で変化させ,二酸化炭素流速は1L/分で一定にしたところ,49.6MPa/70°Cの条件下で全脂質の収率が最高となった(9.2%(w/w)。DDGS脂質の全溶解度は,抽出条件により0.010 kg/kg CO₂~0.026 kg/kg CO₂の間で変化した。抽出物は,カロチノイド,トコクロマノール,植物ステロールといった微量脂質を含有した。全脂質の抽出量,および全脂質と微量脂質の見かけ上の溶解度は,SovovaモデルとChrastilモデルを用いて上手く説明出来た。試験結果は,DDGSが希少価値を有する微量脂質の供給源であり,SC-CO₂がDDGSの抽出に適した手法であることを明らかにした。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *蒸留副産物 ,  蒸発残分 ,  超臨界流体 ,  二酸化炭素 ,  *超臨界流体抽出 ,  脂質 ,  数学モデル ,  収率 ,  超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： 可溶性固形物 ,  *蒸留粕

分類 (2件)： 廃棄物処理  (FK01040I) ,  食用油脂,マーガリン  (FJ09010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 可溶性 ,  トウモロコシ ,  蒸留粕 ,  穀粒 ,  超臨界二酸化炭素抽出 ,  実験 ,  数学的モデリング