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J-GLOBAL ID:201302228187194550   整理番号:13A1055551

新鮮な,熟成した,および焼却したバイオソリッドにおける銀ナノ粒子の変換

Transformation of silver nanoparticles in fresh, aged, and incinerated biosolids
著者 (8件):
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巻: 47  号: 12  ページ: 3878-3886  発行年: 2013年08月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,熟成,新鮮,および焼却したバイオソリッドにおける銀ナノ粒子(AgNPs)の化学変換を評価してAgNPライフサイクル分析の情報を提供することであった。銀ナノ粒子は1次沈殿槽(PC),曝気槽,および2次沈殿槽からなるパイロットスケール廃水(WW)処理システムの流入水に導入した。システムにおける水相と固相間でのAgNPsの分配をモニターした。PCに導入した全AgNPsの3%未満がPCの排水中で測定された。バイオソリッドをパイロットスケールシステムから採取してAg濃度およびスペシエーションなどを分析した。さらに,バイオソリッドを公共下水処理場(POTW)から採取した。POTWバイオソリッドはAgNPs,AgNO3,およびAg2Sでスパイクした。一組のスパイクしたPOTWバイオソリッドは1か月間熟成して,他の組は24時間以内にX線吸収分光分析(XAS)および走査電子顕微鏡/エネルギー分散X線分光分析(SEM-EDX)によって分析して,Ag化学スペシエーションおよび元素結合を決定した。また熟成および24時間の反復試験サンプルは850°Cで4時間焼却した。残灰はXASおよびSEM-EDXで分析した。結果は,AgNPsが新鮮および熟成バイオソリッドにおいてAg-イオウ種(硫化物およびスルフヒドリル化物)に変換されて,バイオソリッドにおけるAgNPsに関する他の研究と一致することを示した。焼却バイオソリッドのXASデータの線型複合近似によって,スパイクした銀の大部分(30~50%)が焼却プロセスにおいて元素状Agに変換していることを示した。元素状Agに加えて,Ag2SO4の様なAg-S複合体(最大25%)とスルフヒドリル基に関連する銀(26~50%)が焼却バイオソリッドに存在することを示唆した。AgNO3およびAg2Sでスパイクした焼却バイオソリッドは類似した変換を示した。AgNPsのこれら変換はAgNpsのライフサイクル分析と,焼却バイオソリッドの処分に関連する管理意思決定において考慮する必要がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重金属とその化合物一般  ,  スラッジ処理・処分 
タイトルに関連する用語 (4件):
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