イノシトール1,4,5-トリホスファート3-キナーゼB(Itpkb)はマウス末梢T細胞の生存,増殖,およびサイトカイン産生を調節する

POUILLON Valerie; POUILLON Valerie; MARECHAL Yoann; MARECHAL Yoann; FRIPPIAT Christophe; FRIPPIAT Christophe; ERNEUX Christophe; SCHURMANS Stephane; SCHURMANS Stephane; SCHURMANS Stephane; SCHURMANS Stephane; SCHURMANS Stephane

文献

J-GLOBAL ID：201302228245330559 整理番号：13A1378730

イノシトール1,4,5-トリホスファート3-キナーゼB(Itpkb)はマウス末梢T細胞の生存,増殖,およびサイトカイン産生を調節する

Inositol 1,4,5-trisphosphate 3-kinase B (Itpkb) controls survival, proliferation and cytokine production in mouse peripheral T cells

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著者 (12件)： , , , , , , , , , , ,
資料名：
巻： 53 号： 1 ページ： 39-50 発行年： 2013年01月
JST資料番号： E0789A ISSN： 2212-4926 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

イノシトール1,4,5-トリホスファート3-キナーゼ(Itpkb)のBアイソフォームを遺伝的に欠失したマウスは胸腺細胞分化に重大な欠損があり,そのため末梢T細胞が失われる。末梢T細胞におけるItpkbの機能的役割を研究するため,著者らは,マウスItpkbをコードする導入遺伝子がItpkb^-/-マウスの胸腺細胞において特異的かつ一過性に発現する新しいマウスを確立した。これにより成熟胸腺細胞/T細胞分化の部分的な回復,およびItpkbを欠失した末梢T細胞の機能的特徴づけが可能となる。著者らは,Itpkb^-/-CD4⁺およびCD8⁺末梢T細胞が重要な機能的変化を示すことを解明している。実際に,活性化/メモリー表現型の増加,ならびに増殖能と生存の減少がこれらのT細胞で認められた。これらのItpkb欠失末梢T細胞はまた,刺激に対するサイトカイン分泌能が増加していた。まとめると,提示した結果はマウスにおける末梢成熟T細胞の運命と機能におけるItpkbの重要な役割を定義するものであり,自己免疫に対するItpkbの潜在的な役割が示唆される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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免疫反応一般 , 生物学的機能 , 細胞生理一般

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