抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地質図には多様な地質データから推論された三次元モデルに基づく地質体の空間分布と関係が示されている。地質図の情報には客観性,再現性,更新性,拡張性,適合性,柔軟性,汎用性という観点から解決しなければならない多くの問題点がある。地質情報が有効に活用されるためには,理解しやすく信頼性の高い三次元地質モデルの構築が必要である。三次元地質モデルの基本要素はモデル構築に必要な情報であり,観察したデータ,推論した情報,論理的なモデル,地質境界面,および境界面推定方法を含む構築方法から構成される。離散数学を用いた地質構造の論理モデルは三次元地質モデリングのための数学モデルの1つである。地質構造の論理モデルは地質体の分布域と境界面の関係を表現したものであり,地史から理論的に構築できる。三次元地質モデルと基本要素を合わせた地質情報の開示が地質図利用の問題点を解決する。(著者抄録)