文献

J-GLOBAL ID：201302228841068543   整理番号：13A1046568

Pikaia gracilens Walcott: 幹脊索動物かあるいはカンブリア紀に既に特定化されているか

Pikaia gracilens Walcott: Stem Chordate, or Already Specialized in the Cambrian?

著者 (2件)： MALLATT Jon (Washington State Univ., Washington) ,  HOLLAND Nicholas (Univ. California, California)
資料名： Journal of Experimental Zoology. Part B. Molecular and Developmental Evolution  (Journal of Experimental Zoology. Part B. Molecular and Developmental Evolution)
巻： 320  号： 4  ページ： 247-271  発行年： 2013年06月15日 
JST資料番号： A1624A  ISSN： 1552-5007  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カンブリア紀中期化石Pikaia grcilensは典型的な脊索動物として説明されたが,最近,Conway MorrisとCaron(CMC)(Biol Rev 87:480,2012)は,新口動物の進化についての考え方の基盤としてPikaiaを記述した。今回,機能生物学的観点から彼らの考え方を強化したり,挑戦したりするなどCMCの研究と密接な関係にあるものとして本レビューを報告した。この新規Pikaiaは他の動物と明瞭な相同性がない特徴を持ち,系統発生的に情報のない固有派生形質である。これらの特徴には,背側器官,後腹側部位,後紡錘構造と前背側ユニットを含む。CMCは通常ではない特徴の殆どを脊索動物に関して原始的なものとして説明した。著者らは分岐分析を行い,CMCの特徴についての説明は広範囲の進化シナリオと一致しするが,これらの説明は脊索動物内におけるPikaiaの位置付けについては明らかにしていないことを示した。

シソーラス用語： *脊椎動物 ,  カンブリア紀 ,  化石 ,  *生物進化 ,  相同性 ,  系統発生 ,  枝分れ ,  系統樹 ,  動物化石 ,  解析
準シソーラス用語： 遺伝形質 ,  脊索動物 ,  *Pikaia grcilens ,  系統解析

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  動物形態学・解剖学一般  (EJ01040E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 幹 ,  脊索動物 ,  カンブリア紀