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J-GLOBAL ID：201302228923249570   整理番号：13A0238950

ポータルサイト運営者のための軽量マッシュアップ開発ツールの提案と評価

Proposal and Evaluation of Lightweight Mashup Development Tool for End-user Administrators of Portal Site

著者 (5件)： 新野朝丈 (静岡大 大学院情報学研究科) ,  平山雅樹 (静岡大 大学院情報学研究科) ,  松澤芳昭 (静岡大 情報) ,  児玉公信 (情報システム総研) ,  太田剛 (静岡大 情報)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(CD-ROM)  (情報処理学会論文誌 論文誌ジャーナル(CD-ROM))
巻： 54  号： 1  ページ： 167-179  発行年： 2013年01月15日 
JST資料番号： Z0778B  ISSN： 1882-7837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,エンドユーザである運営者自身が利用できる軽量ポータルサイト開発システムを提案する。本システムは,運営者が業務時間合間の限られた時間でポータルサイトの構築・運用ができることを目標とする。本システムの設計面での特徴は,1)スクレイピングからクローリング,サイトの運用まで一貫して開発が可能な「抽出規則作成分離型アーキテクチャ」を採用する,2)エンドユーザが使用できるPBD(Programming By Demonstration)を基本インタフェースとして要素技術を組み合わせる,の2点である。エンドユーザ6名(25~63歳の事務職)を被験者とする使用実験では,スクレイピング規則の定義からサイト運用までの一貫した課題の成功率が100%であり,それにかかわる時間も既存ツール(Karma)と同等以下であり,目標とした10分以内に収まることが確認された。TAM(Technology Acceptance Model)に基づくユーザのシステム受容度調査では,「システムを使うことの楽しさ」,「出力の品質」で良い評価を得て,「有用性」,「使用性」は中立の評価を得た。以上をもって,提案するシステムの有用性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ソフトウェア開発 ,  *Web【情報システム】 ,  運転管理 ,  システムアーキテクチャ ,  利用者 ,  ユーザインタフェイス ,  実験 ,  支援プログラム ,  モデル ,  システム評価 ,  *受容
準シソーラス用語： TAM ,  エンドユーザ ,  ソフトウェアツール ,  *ポータルサイト ,  運用管理 ,  *受容度 ,  被験者実験

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (22件)：

• [1] Hepper, S.: Java Portlet Specification, available from 〈http://download.oracle.com/otndocs/jcp/portlet-2.0-fr-oth-JSpec/〉(accessed 2012-03-21).
• [2] Albinola, M., Baresi, L.; Carcano, M. and Guinea, S.: Mashlight: A Lightweight Mashup Framework for Everyone, 18th International World Wide Web Conference, pp.10-49(2009),
• [3]平山雅樹,新野朝丈,児玉公信,松澤芳昭,太田剛:学生プロジェクトが直面した問題事例とアジャイルによる対処可能性の考察,情報処理学会研究報告,IS116(3),pp.1-7(2011).
• [4] Tuchinda, R., Knoblock, C.A. and Szekely, P.: Building Mashups by Demonstration, ACM Trans. on the Web (TWEB), pp.16:1-16:45 (2011).
• [5] Clark, J. and DeRose, S.: XML Path Language (XPath) version 1.0 w3c recommendation, Technical Report REC-xpath-19991116, World Wide Web Consortium (1999).

タイトルに関連する用語 (7件)： ポータルサイト ,  軽量 ,  マッシュアップ ,  開発 ,  ツール ,  提案 ,  評価