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J-GLOBAL ID：201302229086683271   整理番号：13A0076208

温度及び水分に影響されたノルウェートウヒの引張クリープ及び回復

Tensile creep and recovery of Norway spruce influenced by temperature and moisture

著者 (3件)： ENGELUND Emil Tang (Danish Technological Inst., Taastrup, DNK) ,  ENGELUND Emil Tang (Technical Univ. Denmark Brovej, Kgs. Lyngby, DNK) ,  SALMEN Lennart (Innventia AB, Stockholm, SWE)
資料名： Holzforschung  (Holzforschung)
巻： 66  号： 8  ページ： 959-965  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0119A  ISSN： 0018-3830  CODEN： HOLZAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木材を構造部材として用いる場合は時間依存機械的挙動(TDMB)が重要な特性である。TDMBは温度及び水分に影響されることに関して数件の報告がある。本報ではノウルウェートウヒ秋材の引張クリープ挙動を走査電子顕微鏡によって測定し,それに及ぼす温度(10,25,40°C)と含水率(8,20%)の影響を解析し,数値解析結果と比較した。その結果木材組織の機械的応答は仮道管と中層の応答の和であり,仮動管の応答が可逆性であことが分かった。侵入した水分による細胞壁間の水素結合生成は少なかった。この場合ミクロフィブリルの弾性と滑りに対する活性エネルギーバリヤが低下した。さらに膨潤に伴ってミクロフィブリル角が変化した。これはまた仮動管のTDMBに影響した。これらの挙動の全ては本研究の数学モデルによって予測された。このモデルによってTDMB応答に及ぼす温度の影響も予測できた。これらは従来の知見と矛盾する。

シソーラス用語： Picea abies ,  *針葉樹材 ,  木材性質 ,  クリープ ,  *クリープ回復 ,  *引張応力 ,  秋材 ,  変形 ,  電子顕微鏡観察 ,  変位測定 ,  *温度依存性 ,  *水分依存性 ,  数値解析 ,  数学モデル ,  *時間依存性 ,  数値予測 ,  *機械的性質
準シソーラス用語： ノルウェートウヒ ,  時間依存機械的挙動 ,  走査電子顕微鏡観察

分類 (3件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z) ,  その他の材料  (HC06050G) ,  その他の材料  (HC02050E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水分 ,  ノルウェートウヒ ,  引張クリープ ,  回復