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J-GLOBAL ID：201302229167435450   整理番号：13A1167326

HCNH⁺のHCN及びHNCとの線形プロトン束縛イオン-分子錯体の計算研究

Computational study of the linear proton bound ion-molecule complexes of HCNH⁺ with HCN and HNC

著者 (3件)： ERIC COTTON C. (Dep. of Chemistry and Dep. of Earth and Atmospheric Sci., Purdue Univ., West Lafayette, Indiana 49707, USA) ,  FRANCISCO Joseph S. (Dep. of Chemistry and Dep. of Earth and Atmospheric Sci., Purdue Univ., West Lafayette, Indiana 49707, USA) ,  KLEMPERER William (Dep. of Chemistry and Chemical Biology, Harvard Univ., Cambridge, Massachusetts 02138, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 139  号： 1  ページ： 014304-014304-11  発行年： 2013年07月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,HCNH⁺のHCN及びその異性体HNCとの線形プロトン束縛イオン-分子錯体の高レベルab initio MO法により計算研究した。強く相互作用する3種のイオン-分子錯体のエネルギー論,平衡分子構造及び予測平衡回転定数を,単一,ダブル及び摂動トリプル励起(CCSD(T)/aug-cc-pVnZ(n=2-5)を含む結合クラスタ理論レベルで計算した。CCSD(T)/aug-cc-pVnZ(n=2-4)からの調和振動の振動数を提示した。付加的計算をCCSD(T)-F12b/VnZ-F12レベルで実行し,関連エネルギー論,平衡分子構造及び平衡分光特性を報告した。振動配置間相互作用法を用いて非調和性を取扱った。非調和分子振動数を報告した。それらの計算結果から,HCNH⁺のHCNとHNCとの4種の可能な線形相互作用のうち,3種の相互作用プロトン束縛錯体が存在することを見いだした。さらに,第4番目の可能な相互作用は星間媒質中でのHNCからHCNへの新たな異性化経路の基礎を提供する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： プロトン化 ,  *シアン化水素 ,  イソシアニド ,  *分子化合物 ,  異性体 ,  分子構造 ,  回転定数 ,  *ab initio MO法 ,  CCSD/T法 ,  調和振動 ,  配置間相互作用法 ,  非調和振動 ,  線形構造 ,  星間分子 ,  基本振動数
準シソーラス用語： イソシアン化物 ,  分子錯体 ,  平衡構造

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： HCN ,  線形 ,  プロトン ,  束縛 ,  イオン ,  分子錯体 ,  計算 ,  研究