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J-GLOBAL ID:201302229173029022   整理番号:13A0580635

ヒトの血漿中のブデソニドの22Rと22Sエピマーの超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析による同時定量:立体選択的薬物動態研究での適用

Simultaneous quantification of 22R and 22S epimers of budesonide in human plasma by ultra-high-performance liquid chromatography-tandem mass spectrometry: Application in a stereoselective pharmacokinetic study
著者 (7件):
資料名:
巻: 921-922  ページ: 27-34  発行年: 2013年03月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ブデソニド(BUD)は,ぜんそく,鼻炎,及び炎症性腸疾患の局所治療に22Rと22Sのエピマーの混合物として利用される。筆者らは,それぞれのエピマーの薬物動態における立体的選択性を調べるために,ヒトの血漿中のBUDの22Rと22Sエピマーの定量のための立体選択的で高感度の超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法を開発した。BUDのエピマーは,血漿からn-ヘキサン/ジクロロメタン/イソプロパノール(2:1:0.1,v/v/v)を利用してアルカリ条件下で抽出した。Acquity UPLC BEH C18カラム(50mm×2.1mm,1.7μm)とアセトニトリイル/5mMの酢酸アンモニウム/酢酸(29:71:0.142,v/v/v)からなる定組成移動相を0.7mL/minの流速で用い,ベースライン分離が達成された。質量分析による検出は,BUDのエピマーでm/z489→357の遷移,内部標準のd8-BUDエピマーでm/z497→357の遷移を用いる多重反応モニタリングモードで行った。検量線は,22R-BUDと22S-BUDでそれぞれ5.0-500と5.0-3000pg/mLの濃度範囲で直線であった。定量限界は,いずれのエピマーも5.0pg/mLであった。ヒトでのBUD放出制御カプセルの薬物動態研究に本法が成功裏に適用された。22Rと22Sエピマーの薬物動態に一貫した差異が観察され,22S-BUDのAUC(0-∞)が22R-BUDのそれよりもほぼ6倍大きく,全身クリアランスの22S-/22R-BUD比は0.7であった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(臨床) 

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