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J-GLOBAL ID:201302229285239470   整理番号:13A1641126

アクリル酸-コロナ処理を用いた2軸配向ポリプロピレン(BOPP)膜の表面改質:パートII 長期時効表面特性

Surface modification of biaxially oriented polypropylene (BOPP) film using acrylic acid-corona treatment: Part II. Long term aging surface properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 234  ページ: 67-75  発行年: 2013年11月15日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,以前報告したアクリル酸(AAc)コロナ放電処理で改質した2軸配向ポリプロピレン(BOPP)膜表面の時効挙動に対して特別な注意を払った。15.3,38.2および76.4kJ/m2の3つの異なるコロナエネルギーについて研究した。90日間の時効処理をした膜の表面特性を,全く同じコロナエネルギーで作製した通常の空気コロナ処理した膜のものと比較した。時効した膜の表面化学組成はATR-FTIRスペクトルのカーブフィッティングにより分析した。全ての時効した膜の濡れ性を水接触角と表面自由エネルギー測定によりモニターした。空気およびAAcコロナ処理した膜の表面トポロジーの変化を1日,7日および90日の時効においてAFM法を用いて研究した。さらに,時効した膜の表面密着をT-剥離試験により決定した。結果は,時効した膜の表面上の極性官能基の量が変化したことを示した。しかしながら,AAcコロナ処理膜の時効した膜は空気コロナ処理した膜よりも大きい濡れ性を示し,環境条件下の90日の時効の間高い表面親水性を維持することができた。両タイプの時効膜の表面トポロジーは時効の後,堆積した高分子層の移動度により球状構造から平坦な表面へと変化した。AAc処理した膜はポリ(アクリル酸)堆積の影響により粗い表面を示し,それらは表面トポグラフィーの変化にもかかわらず改善された表面濡れ性を維持できた。時効した膜の密着剥離力はトポロジカル変化により少し低下した。それぞれのタイプの時効した膜の表面トポグラフィーと化学的官能性における変化に対する機構を提案した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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表面処理  ,  ポリオレフィン 
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