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J-GLOBAL ID:201302229297414285   整理番号:13A0159665

Γ3型格子の不安定とURu2Si2における隠れた秩序

Γ3-Type Lattice Instability and the Hidden Order of URu2Si2
著者 (11件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 013601.1-013601.5  発行年: 2013年01月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,URu2Si2単結晶における混成状態に起因する格子不安定性とこの化合物の隠れた秩序状態を明確にするために,パルス磁場を用いた超音波測定を試みた結果を報告する。Γ3型の対称性を破壊する(斜方晶系)歪み場の応答に関係する弾性定数(c11-c12)/2は,低温でH∥cの磁場が印加された場合に,H≧35Tでは3段階で増大することが分かった。このような状況では,磁化に関して連続したメタ磁性転移が観測される。温度依存性に見られる(c11-c12)/2の軟化の絶対変化は,連続的な転移に関連するH∥cの高磁場下における混成電子状態と隠れた秩序の抑制によって定量的に復帰するという新しい事実が見い出された。得られた結果から,Γ3型格子不安定性が混成電子状態の出現とURu2Si2の隠れた秩序パラメータの両方に関係していることが分かった。一方,H∥[100]とH∥[110]の磁場は隠れた秩序相における(c11-c12)/2の軟化を促進するが,68.7Tまでは階段状の異常は観測されなかった。本稿では,平均場理論に基づいて,結晶場モデルを研究することによって,URu2Si2の特徴を記述するための局在電子的描像に関する限界を議論する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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その他の無機化合物の結晶構造  ,  その他の無機化合物の磁性  ,  固体の機械的性質一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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