磁気標的およびpHトリガー抗癌剤薬物送達に用いるポリ(アクリル酸)修飾Fe<sub>3</sub>O<sub>4</sub>ミクロスフェア

KANG Xiao-Jiao; KANG Xiao-Jiao; DAI Yun-Lu; DAI Yun-Lu; MA Ping-An; YANG Dong-Mei; YANG Dong-Mei; LI Chun-Xia; HOU Zhi-Yao; CHENG Zi-Yong; LIN Jun

文献

J-GLOBAL ID：201302229493509278 整理番号：13A0136829

磁気標的およびpHトリガー抗癌剤薬物送達に用いるポリ(アクリル酸)修飾Fe₃O₄ミクロスフェア

Poly(acrylic acid)-Modified Fe₃O₄ Microspheres for Magnetic-Targeted and pH-Triggered Anticancer Drug Delivery

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巻： 18 号： 49 ページ： 15676-15682 発行年： 2012年
JST資料番号： W0744A ISSN： 0947-6539 CODEN： CEUJED 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

単分散ポリ(アクリル酸)修飾Fe₃O₄(PAA@Fe₃O₄)の二重応答(磁場およびpH)とのハイブリッドミクロスフェアを調製した。PAAポリマーをFe₃O₄の空洞球内に封入し,光重合させ,TEM画像から直径200nmの単分散空洞球が生成していることがわかった。Fe₃O₄球はPAAポリマーで修飾後もゲスト分子を保持するのに十分な空間を有していた。モデル薬剤としてドキソルビシン(DOX)を選び,調製されたままの構成で薬物負荷と薬物放出挙動を調べた。DOX分子の放出は,PAAのユニークな性質によってpH値に強く依存した。PAA@Fe₃O₄のHeLa細胞の取込み過程を共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)で観察した。磁気ガイド条件下でHeLa細胞と培養後DOX負荷PAA@Fe₃O₄の細胞毒性作用は増強した。これらの結果は,pH応答性磁性PAA@Fe₃O₄球は抗癌剤担体として有用である可能性がある。

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生物薬剤学(基礎) , 抗腫よう薬の基礎研究

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磁気標的およびpHトリガー抗癌剤薬物送達に用いるポリ(アクリル酸)修飾Fe3O4ミクロスフェア

磁気標的およびpHトリガー抗癌剤薬物送達に用いるポリ(アクリル酸)修飾Fe₃O₄ミクロスフェア