抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成20年の中学校学習指導要領改訂に伴い,技術・家庭科技術分野の内容は「A材料と加工に関する技術」「Bエネルギー変換に関する技術」「C生物育成に関する技術」「D情報に関する技術」の4つに再編され,その全てが必修化されたが,授業時間数は変更されなかった。そのため,中学校現場では,年間指導計画の作成や学習環境の整備に様々な問題を抱えていることが予測される。そこで,本研究では新学習指導要領の指導状況を把握するために,中学校技術科教員にアンケート調査を実施した。その結果,特に「C生物育成に関する技術」では,多くの教員が学習指導や環境整備で不安を抱えていることが明らかになった。また,重回帰分析の結果,「C生物育成に関する技術」「D情報に関する技術」では,指導内容に対する得意意識の向上,充実した年間指導計画の作成,環境整備の向上により教える際の不安を軽減できることが示唆された。(著者抄録)