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J-GLOBAL ID:201302229952964552   整理番号:12A1813423

蛋白質合成の単純化に向かって: 精製が同時に行われる反復的固相支持ライゲーション

Towards the Simplification of Protein Synthesis: Iterative Solid-Supported Ligations with Concomitant Purifications
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号: 45  ページ: 11320-11324  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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クロマトグラフ法によるのでない迅速かつ容易な精製を伴う固相ライゲーションの反復で従来法では合成困難な残基数100以上のポリペプチドの合成の単純化を目指した。出発物質と中間体の容易で迅速な精製を可能にする新しい反応剤あるいは方法が重要と考え,新しいN末端リンカーとペプチドの非クロマトグラフ的精製への応用とを明らかにした。CuI触媒アジド/アルキン環化付加(CuAAC)を採用し,アジド基で機能化したN末端開裂可能リンカーとして2-[2-(2-アジド-エトキシ)-エチルスルホニル]-2-エトキシカルボニル(N3-Esoc)を設計した。その溶液1件や固相支持条件3件での安定性の確認の後,p-ニトロフェニルエステル(N3-Esoc-ONp)を用いて適切な合成標的としてヒトMUC1ムシンを設定した。部品として[(1-39)]MUC1(STAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAP)を含むN3-Esoc-[(1-39)]MUC1-NHCH2C≡CSi(iPr)3及びN3-[(1-39)]MUC1-NHCH2C≡CSi(iPr)3を合成しCuAACにより[(1-39)]MUC1を4回含む160残基のトリス(トリアゾロ)ポリペプチドを合成した。4個のペプチド断片の固相カップリングはクロマトグラフによる精製無しで高純度の物質に導いた。かくて従来の概念に新しい化学ライゲーション法の光を当てて再考することで蛋白質の全合成の単純化に大きな影響を与えたと信じた。
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分類 (1件):
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化学合成 

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