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J-GLOBAL ID：201302230191790774   整理番号：13A1160236

ヒトの毛髪のケアのための可溶性羊毛ケラチンの作製とキャラクタリゼーション

Preparation and Characterization of Soluble Wool Keratin for Human Hair Care

著者 (5件)： HIRATA Yuya (Gunma Univ., Gunma, JPN) ,  YUASA Ryosuke (Gunma Univ., Gunma, JPN) ,  TAKAHASHI Rheo (Gunma Univ., Gunma, JPN) ,  TAKIGAMI Machiko (Gunma Univ., Gunma, JPN) ,  TAKIGAMI Shoji (Gunma Univ., Gunma, JPN)
資料名： Transactions of the Materials Research Society of Japan  (Transactions of the Materials Research Society of Japan)
巻： 38  号： 2  ページ： 195-198  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： L4468A  ISSN： 1382-3469  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶性羊毛ケラチンを高アルカリ性状態で0.2Mのチオグリコール酸を含む反応系で合成した。羊毛ケラチンの可溶化反応は,還元段階を含む誘導体化段階と酸化反応の段階の2段階で行った。可溶性羊毛の中のカルボキシメチルアラニルジスルフィド(CMAD)基の存在量を定量して,カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(CMADK)の合成を確認した。アルカリの濃度,反応温度,反応時間を調節して所望の分子量のCMADを得ることができた。CMADK分子の一部はラセン構造であった。α-ヘリックスの「リフォールディング」はCMAD基によって乱されると考えられた。低分子量のCMADKは毛髪の漂白やパーマネントウェービング用液が毛髪を損傷するのを防ぐ効果があった。

シソーラス用語： *ヘアケア ,  *羊毛 ,  *ケラチン ,  *可溶性 ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  水酸化ナトリウム ,  過酸化水素 ,  化合物 ,  誘導体化 ,  酸化 ,  カルボキシアルキル化 ,  *アミノ酸 ,  ジスルフィド ,  *化学修飾 ,  ヘリックス構造 ,  *漂白 ,  *パーマネントウェーブ ,  折畳み構造 ,  *溶解性
準シソーラス用語： CMAD ,  CMADK ,  カルボキシメチルアラニルジスルフィド ,  カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン ,  ブリーチング ,  リフォールディング ,  誘導体 ,  螺旋構造

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

物質索引 (1件)： チオグリコール酸

引用文献 (9件)：

• [1] K. Arai, "Fibers", Ed. by T. Hongu, NTS, Tokyo (2006), pp. 172-81.
• [2] M. Amaya, Y. Iijima and S. Takigami, Trans. Mater Res. Soc. Jpn., 32, 1087-90 (2007).
• [3] R. Hatakeyama, Y. Tomita and S. Takigami, Trans. Mater Res. Soc. Jpn., 34, 399-402 (2009).
• [4] Y. Tomita, M. Ishikawa and S. Takigami, Trans. Mater. Res. Soc. Jpn., 33, 865-868 (2008).
• [5] A. Kuzuhara, Biopolym., 77, 335-344 (2005).

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  毛髪 ,  可溶性 ,  羊毛 ,  ケラチン ,  作製 ,  キャラクタリゼーション