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J-GLOBAL ID：201302230498765173   整理番号：13A0364331

あべのハルカスの構造設計・施工概要

著者 (1件)： 平川恭章 (竹中工務店)
資料名： JSSC (Japanese Society of Steel Construction)  (JSSC (Japanese Society of Steel Construction))
号： 12  ページ： 18-21  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0180B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： あべのハルカルは大阪の近鉄南大阪線のターミナル駅に隣接している。地上60階,地下5階である。この日本一の高さとなる300mの超高層複合ビルを地震大国日本で設計するに当たり,本格的な性能設計への取り組みについて述べている。特に多様な耐震設計と新技術の適用について具体的に紹介している。まず,構造計画について示し,つぎに耐震設計において採用した地震動,設計クリテリア等を示している。新技術の適用に関しては,高強度CFT柱の変形性能の確認,その断面設計法,充填性の確認について説明し,新接合システムに関しては外ダイアフラムとアルミ溶射接合について説明している。ダンパーに関しては,配置計画,回転摩擦ダンパー,波型鋼板壁,心棒型ダンパー,倒立・吊り振り子型ATMDについて説明している。

シソーラス用語： *構造設計 ,  工事 ,  大阪府 ,  *超高層建築 ,  複合建築 ,  設計 ,  耐震設計 ,  地震動 ,  判定基準 ,  柱 ,  伸び率 ,  充填 ,  ダイヤフラム ,  ダンパ ,  アクティブ制御 ,  制振構造
準シソーラス用語： *あべのハルカス ,  施工 ,  複合建築物 ,  性能設計 ,  CFT柱 ,  変形性能 ,  断面設計

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (4件)：

• 1)「コンクリート充填銅管(CFT)造技術基凖・同解説の運用及び計算例等」社団法人新都市ハウジング協会、2002
• 2) 松尾真太朗、佐分利和宏た田中 剛、井上一朗「分割外タイアフラム形式角形銅管柱H形断面 梁接合部の部分架構実験」日本建築学会構造系 論文集、20102
• 3)「アルミ溶射添板を用いた高力ボルト摩擦接合部のすべり係数およびリラクゼーション特性」日本建築学会学術講演梗概集、20098
• 4)「建築物の振動に関する居住性能評価指針同解 説」日本建築学会、2004

タイトルに関連する用語 (4件)： あべのハルカス ,  構造設計 ,  施工 ,  概要