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J-GLOBAL ID:201302230549630472   整理番号:13A1699788

都市MBR廃水処理施設での活性スラッジの濾過特性は微生物群集構造に関係する

Filtration properties of activated sludge in municipal MBR wastewater treatment plants are related to microbial community structure
著者 (10件):
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巻: 47  号: 17  ページ: 6719-6730  発行年: 2013年11月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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従来の活性スラッジプロセスでは,沈降と脱水効率を決定するフロックサイズ,残留混濁度,剪断感度,菌体外高分子物質(EPS)組成等の重要なパラメータがスラッジでの特異的細菌グループと関連づけられることが多い。膜バイオリアクタ(MBR)では膜での固体分離の性質がスラッジの脱水性と共通するが,このプロセスに影響するスラッジ特性への特異的微生物グループの影響についてはよく知られていない。この研究では,6つのフルスケールMBRプラントについて,スラッジ濾過性,スラッジ特性,微生物群集構造との相関を調べた。微生物群集構造を定量的蛍光in situハイブリダイゼーションと低圧濾過法によるスラッジ濾過性によって記述した。フロキュレーションの程度(フロックサイズと残留混濁度との比)と低圧でのスラッジ濾過性とに強い相関が認められた。スラッジでのEPSとカチオンとの良いバランスが良好なフロキュレーション,比較的大きいスラッジフロックとバルク相での小さい粒子と単一細胞の低い量(残留混濁度として測定)と関係し,良好な濾過性が得られた。また,フロック特性が微生物群集構造と関係づけられた。NitrospiraとAccumulibacter等の強い微小コロニーを生成する細菌種がフロキュレーションと濾過特性が良好なプラントに存在したが,プラントでの強い微小コロニーと多くの糸状菌は不良なフロキュレーションと濾過の問題にほとんど関係しなかった。結論として,プラント運転が汚損に影響するフロック特性に影響するとする今までの知見を拡張し,プラント運転がフロック特性と最終的にファウリング特性に影響する種組成にも影響することを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理 

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