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J-GLOBAL ID：201302230906146061   整理番号：13A1844809

自動車鋼板の化成処理技術

著者 (1件)： 迫良輔 (日本パーカライジング 総技研 第二研究セ)
資料名： 塗装工学  (Journal of Japan Coating Technology Association)
巻： 48  号： 11  ページ： 479-487  発行年： 2013年11月30日 
JST資料番号： S0871A  ISSN： 0285-3787  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車車体の塗装下地処理として使用されるリン酸亜鉛処理技術の変遷について解説し,環境保全に対応するリンフリー化成処理としてジルコニウム処理の概要を示した。密着性と防錆のため金属塗装に不可欠の下地処理技術であるリン酸亜鉛処理の歴史を示した。北米,北欧の融雪塩による塩害腐食を防止するため防錆対策として電着塗装と共に技術開発が促進した。リン酸亜鉛処理の処理工程と析出メカニズム,塗膜下防食作用を示した。アルミニウム系材料との同時処理や低温・低スラッジ化を実現した。表面調整剤による被膜結晶の緻密化を示した。リン酸や排水による環境問題に対応するため開発されたリンフリー化ジルコニウム処理は,耐食性や密着性に優れている。

シソーラス用語： *塗装 ,  自動車 ,  前処理 ,  *自動車用鋼 ,  *化成処理 ,  ジルコニウム ,  環境保全 ,  *防食 ,  塩害 ,  防食塗料 ,  リン酸塩処理 ,  腐食 ,  耐食性 ,  密着性 ,  電着塗装 ,  酸化ジルコニウム ,  ジルコニウム化合物 ,  水酸化物 ,  耐化学性
準シソーラス用語： *自動車塗装 ,  下地処理 ,  防錆 ,  塗膜下腐食 ,  水酸化ジルコニウム

分類 (3件)： 自動車への塗装  (YJ04020X) ,  化成処理  (WC08050J) ,  防食  (WB03040M)

引用文献 (24件)：

• British Patent 3119 (1869)
• British Patent 8667 (1906)
• British Patent 28131 (1910)
• 森屋忠吾:塗装工学,15,18(1980)
• 福田昭光,小泉宗栄:防錆管理,40,1(1996)

タイトルに関連する用語 (2件)： 自動車鋼板 ,  化成処理