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J-GLOBAL ID：201302231289896690   整理番号：13A0784881

ホスホベタインモノマーの表面開始重合によるポリオレフィンフィルムを直接改質

Direct modification of polyolefin films by surface-initiated polymerization of a phosphobetaine monomer

著者 (8件)： KOBAYASHI Motoyasu (JST-ERATO, Fukuoka, JPN) ,  MATSUGI Tomoaki (Mitsui Chemicals, Inc., Sodegaura, JPN) ,  SAITO Junji (Mitsui Chemicals, Inc., Sodegaura, JPN) ,  IMUTA Jun-ichi (Mitsui Chemicals, Inc., Sodegaura, JPN) ,  KASHIWA Norio (Mitsui Chemicals, Inc., Sodegaura, JPN) ,  TAKAHARA Atsushi (JST-ERATO, Fukuoka, JPN) ,  TAKAHARA Atsushi (Mitsui Chemicals, Inc., Sodegaura, JPN) ,  TAKAHARA Atsushi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 4  号： 3  ページ： 731-739  発行年： 2013年02月07日 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレンやポリプロピレンシートの表面を,ホスホベタインモノマーから形成される高分子ブラシを表面グラフト化することにより表面改質した。エチレンやプロピレンと10-ウンデセン-1-オールをメタロセン触媒系により重合し,ポリ(エチレン-co-(10-ウンデセノール)),ポリ(プロピレン-co-(10-ウンデセノール))を合成した。次いで,熱プレスにポリオレフィンフィルムを成形後,表面ヒドロキシル基を2-ブロモイソ酪酸ブロミドで官能化し,マクロ開始剤を形成させた。原子移動ラジカル重合(ATRP)のよりにより,2-(メタクリロイルオキシ)エチルホスホリルコリン(MPC)で表面グラフト化を行った。PP-g-PMPC,PE-g-PMPCの表面物性をXPS,水接触角,水濡れ性,油剥離挙動により解析した。

シソーラス用語： *プラスチックフィルム ,  *高分子膜 ,  *表面改質 ,  *表面反応 ,  両親媒性高分子 ,  両親媒性 ,  高分子ブラシ ,  接触角 ,  表面エネルギー ,  表面性状 ,  X線光電子分光法 ,  原子移動ラジカル重合 ,  高分子反応 ,  マクロ開始剤 ,  コリンエステル ,  無機酸エステル ,  ポリメタクリル酸エステル ,  アルケン ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： XPS分析 ,  表面開始重合

分類 (2件)： 表面処理  (YH04112X) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (6件)： 10-ウンデセン-1-オール ,  2-ブロモイソ酪酸ブロミド ,  エチレン ,  プロピレン ,  ホスホリルコリン ,  2-メタクロイルオキシエチルホスホリルコリン

タイトルに関連する用語 (3件)： 表面開始重合 ,  ポリオレフィンフィルム ,  改質